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2012.12.06 (Thu)

選挙から学ぶマーケティング

12月に入り、いよいよ衆議院選挙モードになってきました。各党の政策、候補者の訴えが気になるところですが、今回は「選挙」と「マーケティング」について考えてみたいと思います。

マーケティングにおいては、顧客の心をいかに掴むかが重要ですが、選挙活動において重要なことは、有権者の心をいかに掴むかということです。有権者の心を掴むために、政策面での訴えはもちろんですが、様々な工夫をしていますね。

■連合の法則
選挙演説には、候補者の所属政党の党首などが応援演説に駆けつけることが多くあります。これは、心理学の「連合の法則」を狙ってのことです。「連合の法則」とは、「本来はまったく別のものを、結びつけて見てしまう心理法則」のこと。好きなタレントがある商品のCMに出ていると、本当はタレントと商品はまったくの別物であるはずなのに、なぜか結びついてしまって、商品にまで好印象を抱いてしまうことありますよ。
人気のある党首や著名人が応援演説すると、候補者自体も良く見えてしまうのです。有権者としては、「連合の法則」に騙されないように、しっかりと見極めないといけないですね。

■ザイオンス効果
私がセミナー等で頻繁にお伝えしている「ザイオンス効果」。米心理学者のザイオンス氏が実験により発見した法則で、「接触回数が増えれば増えるほど好意性が増す」というものです。わかりやすく言うと、何度も目にする、何度も耳にする、何度も顔を合わせる・・・そうすると人間は好感を抱きやすくなるということです。
この原則、選挙にも当てはまりますよね。有権者との接触頻度を増やすために、選挙カーで候補者の名前を連呼したり、街を練る歩き一人でも多くの方と握手をしたりします。芸能人やスポーツ選手が当選しやすいのは、有権者がテレビ等を通じて、何回も彼らと接触しているからとも言えるでしょう。

■ブランド・プロミス
各政党を「ブランド」という視点で見てみましょう。「ブランド」の定義は難しいですが、それは「お客様への約束」だと思います。政治で言えば、「有権者への約束」です。有権者に何を約束し、どうやってその約束を実現していくのか。それが、ブランドを形づくると思います。つまり、「ブランド・プロミス」がブランドづくりには欠かせません。

有権者の心を掴むために、色々なテクニックはありますが、最後は本質。有権者として、本質をしっかりと見極めていく必要があります。一方で、我々もお客様からの同じような視点で見られていると思います。「お客様に何を約束し、どうやってその約束を実現していくのか」。選挙を機に、会社についてもじっくりと考えてみたいと思います。

今井 進太郎
コマスマーケティング(株)代表取締役
トキっ子くらぶ 代表
中小企業診断士/1級販売士

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私が講師を務める「新潟マーケティング大学」フェイスブックページで今日から使える
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