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2015.09.30 (Wed)

視点を変えると魅力が見える

今年のシルバーウィークは、1泊2日で長岡の和島にありますオートキャンプ場に家族で行ってきました。シルバーウィークともあって、キャンプ場は大賑わい。そこで目についたのは県外ナンバーの車の多さ。品川、千葉、川崎、宇都宮等々、太平洋側の地域のナンバーが目立ちました。「数あるキャンプ場の中で、何でわざわざ長岡にまで来るのだろう?」と疑問に思ってしまいました。

その答えは、夕方17時半過ぎに判明しました。キャンプ場は海岸沿いの丘にあり、そこから日本海を見渡せます。そして、日本海に沈む夕日を丘から眺めることができます。まさに絶景です。キャンプ場のあちこちから、「わぁ~、きれい~」と感嘆の声が響き渡り、みんながカメラのシャッターを押していました。私達の隣でキャンプをしていた家族は千葉から来ていました。この日本海に沈む夕日を見に、わざわざ千葉から何時間も時間をかけて長岡に来たのです。

日本海に沈む夕日


千葉には、九十九里浜などオーシャンビューを楽しめる場所はたくさんあります。でも、千葉県民は残念ながら日常的に海に沈む夕日は見ることができません。新潟県民であれば、ちょっと車を走らせれば海に沈む夕日を見ることができます。正直、私達家族はキャンプができればよく、近場の和島がいいよねといったスタンスだったのですが、県外客の多さを見て、和島という地域やキャンプ場の魅力を知ることができました。

日本海側に住む新潟県民はもちろん海に沈む夕日には感動しますが、それは日常的なものであって、それほど魅力には感じません。しかし、それは海のない県や太平側の地域の方にとっては、何時間もかけるだけの価値があるものなのです。
湘南や九十九里浜は夏になると多くの若者で賑わいますが、残念ながらそこでは海に沈む夕日を見ながら女性を口説くことはできないのです!

ビジネスの視点に立ち返っても同じことが言えると思います。自社や業界では当たり前だと思っていることが、お客様から見れば魅力的だったりすることがよくあります。以前、米のお土産品に稲藁を付けたら、ヒット商品となったことがありました。農家さんや新潟県民にとって稲藁に決して魅力を感じるものではありませんが、都会に持っていくと「初めて藁を触りました」ということも多々あります。

私達は「慣れ」により、自社や自店の魅力を見失いがちです。視点を変えて、お客様やターゲットにとってどのような魅力があるのか今一度考えてみてはいかがでしょうか?

今井 進太郎
グローカルマーケティング(株)代表取締役
トキっ子くらぶ 代表
中小企業診断士/1級販売士

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