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2008.06.30 (Mon)

親指対策してますか??

 「親指世代」という言葉を聞いたことはありますか?
携帯電話(ケータイ)で電話・メール・インターネットなどの機能などを使いこなし、日常生活の一部として高い頻度でこうした機能を利用する若者世代のことを指します。ケータイを片手でもち、親指でキーを押すことや、メールを親指で打つときの速さから、そのように呼ばれるようになりました。親指世代は、明確な定義はありませんが、1980年生まれ以降を指す場合が多いです。つまり、現在10代・20代の世代です。1980年生まれ(現在28歳)は、中高生時代に「ポケベル」「PHS」に慣れ親しんで、大学生になり立ての99年に、NTTドコモが「iモード」サービスを開始しています。まさにケータイ端末と共に成長してきた世代です。最近では、30代の女性も親指世代の仲間入りをしてきています。

 総務省『情報通信白書 平成19年度版』によると、2006年の時点で、パソコンのブロードバンド契約台数は2644万台、携帯電話のインターネット接続契約台数は8340万台。インターネット普及率の差を見ても、今後のケータイの可能性が見て取れます。今やメールやネットだけでなく、ケータイでテレビ・映画が観れたり、音楽が聴けたり、ケータイがおサイフ代わりになったりと、その存在感は、ますます大きくなっています。
 
 私は、トキっ子くらぶの活動を通じても、ケータイの大きな波を体感しています。トキっ子くらぶへの会員登録は、①郵送、②パソコンサイト、②ケータイサイトの3つの方法で可能です。登録者は、20代・30代の女性がほとんどです。経路分析をすると、多くの人が、まず紙の入会申込書を手に取ります。そこに必要事項を記入して、ポストに投函するだけ!(切手代はかかりません)なのですが、そうするのは半分だけ。残りの半分は、QRコード(携帯電話で読み取れるバーコード)からケータイサイトにアクセスして、そこから親指で文字入力し、送信ボタンを押して、会員登録をします。信じられますか?彼女達にとって、ペンを走らせ、ポストに足を運ぶより、ケータイの画面に向き合う方が自然なことなのです。これが、親指世代の実態なのです。

 「ケータイビジネスはこれから伸びる」「ケータイを使った顧客対応やサービス提供が必要だ」 頭ではわかっていても、その対応は大きく遅れているのが、多くの会社の現状ではないでしょうか?その原因は明白です。会社において意思決定をする幹部の方は、親指世代ではないからです。だから、親指世代の考え方や思考回路がさっぱりわからないのです。そして、親指対策への投資になかなか踏み切れないのです。

 「うちは親指世代がターゲットじゃないから」そうおっしゃる方もいるでしょう。しかし、親指世代は、世代という枠を超えて、時代を動かしてはじめています。インターネット=若者という構図があっという間に崩れ去ったように、ケータイ=若者という関係は、ここ数年で劇的に変化するでしょう。ですので、今のうちから親指世代を理解し、親指対応のノウハウを蓄積していく必要があるのです。

 ケータイサイトの構築、ケータイメルマガの配信、ケータイ受注システムの構築、ケータイSEO対策、ケータイプロモーション、QRコード活用、Felica活用※などなど、親指世代に対応する施策は数多くあります。
※Felica…ソニーが開発した非接触ICチップ。ケータイにも搭載されており、おサイフケータイ等のサービスを提供している。
それでは、どうやって親指対策をしていけばいいのでしょうか?今日から取り組める3つの方法をお伝えします。

①親指世代の気持ちを理解する 
まず、いやでもケータイを100%活用しましょう。奥さん、友人、同僚にケータイメールをバンバン投げ、モバゲータウン(国内最大の携帯電話向けサイト)に登録し、着メロ・着うたをダウンロードし、モバイルSuicaに登録し、コンビニではケータイでピッと支払いをする。休日はケータイで映画を観る。こんな生活をすれば、なんとなく、親指世代の動向が見えてきます。
また、日経新聞や日経MJには、毎日のようにケータイ関連ビジネスの記事が掲載されています。これらをチェックするだけでも、ケータイの現状認識が深まるでしょう。

②親指世代のスタッフに親指対策を任せる 
親指対策を思い切って親指世代の若者に任せてしまいましょう。ケータイ販促に力を入れているある美容室では、以前はオーナーさんがサイトやメルマガを作っていましたが、うまくいきませんでした。そこで、思い切って、入社したての若いスタッフに任せてみました。するとどうでしょう!お客さまの心をつかみ、ケータイ販促がうまく機能するようになりました。若手を育てる意味でも、このやり方は有効だと思います。

③専門家に相談する
 宣伝がましくなりますが、当社では、創業以来「ケータイをビジネスにどう活用していくか?」をずっと研究してきました。そして、実践から多くのノウハウを蓄えてきました。「何から手をつけていいかわかならい」という方もお気軽にご相談ください。
 
今からでも遅くはありません!さあ、親指対策はじめましょう!


今井 進太郎
コマスマーケティング(株)代表取締役
トキっ子くらぶ 代表
中小企業診断士/1級販売士

今井進太郎の商売繁盛ブログ0806
悠太郎はもちろん親指世代。
生まれた時からケータイが当たり前。
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